ブラが上にずれる原因は?サイズが合っていてもずれる理由と、毎日できる2つのケア
サイズは合っているはずなのに、気づくとブラが上にずり上がっている。そんな経験はありませんか?
ブラがずれるというご相談は、サロンでも本当によくいただきます。
先にお伝えしておくと、ずれるのは、あなたの選び方や着け方が悪いからではないんです。
いいブラでも、サイズが合っているブラでも、ずれるときはずれます。
その一番の理由は、ブラではなく、バストの「下のライン」のほうにあることが多いんですよね。
この記事では、病院勤務の理学療法士から起業して、いまは那覇でバストケアサロンをしている私が、ブラがずれる理由と、ずれにくくなっていくまでの付き合い方をまとめました。
目次
ブラがずれる一番の原因は「バージスライン」が薄いこと
ブラのずれ方は、上に上がってくる方もいれば、横にずれる方もいます。
たくさんのお客様のフィッティングをさせていただくなかで、割合としては「上に上がってくる」という声をいただくことが多いです。
バージスラインとは

バージスラインは、バストの下のふち、下乳の輪郭のことです。
大胸筋と腹直筋のあいだにある強い靭帯でつくられていて、バストを下から支える「棚」のような場所なんです。
ブラのワイヤーは、このラインに沿ってはまることで安定します。
ラインが薄いと、ワイヤーが止まる場所がない
ラインが薄いと、ワイヤーが引っかかる場所がありません。だから動いて、ずれてしまうんです。
この靭帯は、脂肪が乗ってきてはじめて太く、厚くなっていきます。
そのため、体脂肪が少ない方や、裸になったときにバストの輪郭が薄い方は、最初はどうしてもずれやすくなります。
どんなにいいブラでも、サイズが合っていても、ここが薄いうちはずれることがあります。

ずれるなら、ブラは着けないほうがいい?
答えは、着けていたほうがいいです。
ただ、ずれやすいうちは、そのぶん何度も直してあげることが大切です。
ブラのずれ対策:毎日できる2つのケア
1. トイレのたびに「入れ込み」をする
入れ込みは、背中や脇に逃げているお肉を、ブラの中へ入れてあげることです。
おすすめのタイミングは、トイレに行くたび。1日に6〜8回くらいは行くので、そのぶん入れ込みのチャンスがあります。
洋服の中から、背中のお肉、脇のお肉を全部ブラに入れてあげてください。
私はプラスで、襟の上から手を入れて、脇のぽにっとしたお肉だけを指先でキュッとキャッチしてブラに入れています。車の中などで、しょっちゅうやっています。
意識的に触る習慣をつけると、お肉が定着しやすくなると感じています。
2. ブラを着ける前に保湿する
いちばんのおすすめは、バストクリームを塗ってからブラを着けることです。
なければ、お手持ちのボディクリームでも大丈夫です。
保湿をすると、ブラとバストのフィット感が増して、ずれにくさにつながっていきます。
バージスラインがある人もない人も、全員やったほうがいいケアです。

サロンのフィッティングで、いつもお伝えしていること
バージスラインが薄い方には、フィッティングのときに「合ったサイズだけど、しばらくはずれる可能性が高いです」と正直にお伝えしています。
そして、ブラを着け続けた先の話も、必ずセットでお話しします。
下乳にお肉がたまってくると、だんだんずれにくくなっていきますよ、と。
それまでは入れ込みとバストクリームで、一緒に頑張りましょうと声をかけています。
続けていくうちに、「そういえば今、あんまりブラのずれ、気にならないんじゃないですか?」とお聞きすると、「前よりも全然気にならなくなった」と気づかれる方がいらっしゃいます。
ただ、ラインの出方や、ずれにくくなるまでの時間には個人差があります。
まとめ:ブラのずれは、土台が育つまでの途中かもしれません
- ブラがずれる一番の原因は、ブラの良し悪しより、バージスラインが薄いことにある場合が多い
- ずれやすくても、ブラは着けていたほうがいい
- トイレのたびの入れ込みで、お肉が定着しやすい習慣をつくる
- 着ける前の保湿で、ブラとバストのフィット感を高める
ずれるたびに「私の体がだめなのかな」と思っていたなら、もうその必要はないです。
まずは次のトイレで、1回だけ入れ込みをしてみてくださいね。
私は理学療法士として、乳がん専門で4000件以上の患者さんに関わってきて、いまは沖縄・那覇でバストケアサロンをしています。
サロンでは施術だけでなく、食事や下着のこともあわせて、お一人おひとりのバストを一緒に見ています。ブラのずれやサイズに迷っている方も、気軽にご相談ください。

