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いま、その場で少し背中を丸めて、猫背をつくってみてください。
デコルテがそげて、バストがすっと下がりませんでしたか?
次は、体をまっすぐ起こしてみてください。バストの位置が変わったのが分かると思います。
バストをきれいに見せたい、バストを育てたいと思ったとき、じつは姿勢がとても大事なんです。
この記事では、理学療法士として体を見てきて、いまは那覇でバストケアサロンをしている私が、姿勢とバストの関係と、バストのためのいい姿勢のつくり方をお伝えします。
目次
猫背だとバストが下がるのは、バストの重さに引っ張られるから
姿勢が悪いと、バストにいいことがない
姿勢が悪いと、デコルテがそげるだけではありません。
バストがふわふわにならずにかたくなったり、左右に離れたり、左右差が出たりと、あまりいいことがないんです。
バストは、思っているより重い
バストは脂肪なので、じつはけっこう重たいんです。
Cカップで約480g、りんご2個分ほど。Fカップになると約1.6kg、メロン1個分ほどの重さがあります。
この重さが、いつも体の前側にかかっています。支えがないと、その重みで体が前へ引っ張られて、背中が丸くなりやすくなるんです。
とくに妊娠中や産後は、バストの大きさがめまぐるしく変わる時期です。バストが重たくなると猫背が進みやすく、お腹の赤ちゃんのスペースも小さくなり、呼吸も浅くなりやすくなってしまいます。

胸を張るのは、じつは「いい姿勢」ではありません
胸を突き出すと、腰に負担がかかる
「姿勢を良くしよう」と思ったとき、胸を前に突き出して、腰を反らせてしまう方が本当に多いんです。
この姿勢を続けていると、腰に負担がかかったり、ぽっこりお腹の原因になったりすることもあります。
正解は、頭のてっぺんから上に伸びること
いい姿勢は、頭のてっぺんが天井に向かって、真上に伸び上がっている状態です。
学校の身体測定で身長を測るとき、頭の上に板をコツンと当てられませんでしたか? あの板を、頭のてっぺんで押し返すイメージです。
やり方はかんたんです。
- 頭のてっぺんに、自分の手のひらを置く
- その手のひらを、頭で押し返すような気持ちで立つ
あごは上げずに、軽く引いたままにします。体が自然に、ぐぐっと伸び上がってきます。 - 壁で確かめる
壁を背にして立ち、肩・背中・お尻・かかとが壁にくっつくかを見てみましょう。

姿勢が整うと、ブラも呼吸もラクになる
合ったブラでも、猫背だとフィットしない
どんなにサイズの合ったブラでも、猫背や巻き肩の姿勢だと、ブラはフィットしません。
「サイズは合っているのに、デコルテのあたりがパカパカする」というお声もいただきますが、その原因の一つが姿勢なんです。
パカパカするときは、入れ込みが甘いか、姿勢が崩れているか、のどちらかであることが多いです。
だから私は、フィッティングのときに、ブラの話と一緒に姿勢の話もよくしています。ブラのサイズ選びと同じくらい、ブラを着こなせる体をつくることが大切だからです。
バストを持ち上げて、深呼吸してみる
体で感じられる、かんたんなワークがあります。
まず、いつもの姿勢でゆっくり深呼吸をします。次に、両手でバストを軽く上へ持ち上げた状態で、同じように息を吸ってみてください。
多くの方が、持ち上げたときのほうが息を吸いやすいと感じられます。
合わないブラや姿勢で呼吸が浅くなると、首や肩が呼吸を手伝い続けることになり、首こりや肩こりにつながることもあるんです。
体がまっすぐになって深呼吸できると、バストも上向きになっていきます。その姿勢のままブラを着けると、ブラとバストのフィット感も上がってきますよ。

まとめ:バストのために、まずは姿勢から
- 猫背になると、バストの重さに引っ張られて、バストが下がって見える
- 胸を張るのではなく、頭のてっぺんから上へ伸びるのが、いい姿勢
- 頭に手のひらを置いて押し返す、壁で確かめる、の2つで練習できる
- 姿勢が整うと、ブラのフィット感も、呼吸のしやすさも変わってくる
まずは今日、頭の上に手のひらを置いて、ぐぐっと伸びてみてくださいね。
私は理学療法士として、乳がん専門で4000件以上の患者さんに関わってきて、いまは沖縄・那覇でバストケアサロンをしています。
サロンでは、施術で体のゆがみを整えて姿勢を保ちやすくし、ブラジャー、そして食事で内側からハリをつくるところまで、お一人おひとりと一緒に見ています。姿勢やブラのフィット感が気になる方も、気軽にご相談ください。
なお、バストケアは医療ではありません。体調や疾患に関わるご相談は、医療機関へおつなぎします。

